「お散歩で削れるから犬に爪切りは必要ない」
「猫は爪とぎをするから爪切りはしなくてもよい」
と思っている方は要注意‼︎犬猫の爪切りは、生活をしやすくするためにも、ケガをせず安全に暮らすためにも、とても重要なのです。
我が家の愛犬は、トリミングサロンで定期的に爪切りをしてもらっているので、
爪のケアは万全です!
今回は、犬猫の爪切りの重要性や、「爪切りが不安…」という方に、安心して爪切りができる秘策をご紹介します。
犬の爪切りの重要性
【犬の爪の構造】
犬の爪は、放っておくと伸び続けます。
爪の内部は、筒状に神経や血管を包む構造になっており、爪を伸ばしっぱなしにしていると、中の神経や血管も伸び続けるので、切ろうと思った時に出血しやすくなってしまいます。
【犬の爪切りの重要性】
犬には狼爪(ろうそう)という地面に着かない爪があります。
放っておくとグルグルの巻き爪になり、肉球に刺さったり、何かに引っかかって折れたりと、怪我に繋がります。
また、爪が長すぎると、肉球を地面に着けづらくなり、歩きにくくなります。
そのため、犬は定期的に爪切りをする必要があるのです。
我が家はフローリングなので、愛犬が歩いて「カチャカチャ」と音がするようになったら、爪切りのサインだと感じています。
猫の爪切りの重要性
【猫の爪の構造】
猫の爪は一定の長さまでしか伸びません。
また、猫の爪は何層にもなっており、時間が経つと一番外側の層が剥がれ、新しい層が出てきます。
【猫の爪切りの重要性】
猫が行う爪とぎは、古い爪の層を剥がし、新しい尖った層にするためのもので、爪を短くする効果はありません。
人を引っ掻いたり何かに引っかかり爪が折れたりすることを防ぐため、猫には爪切りが必要なのです。
不安な方はプロに任せよう
犬猫の爪切りには、ギロチンタイプとハサミタイプがあります。
犬猫の手をしっかり固定して、深爪をしないよう少しずつ切りましょう。
とはいえ、爪切りはなかなか難しいので、深爪や出血が怖い方は、動物病院やトリミングサロンで切ってもらうと安心です。
私の愛犬は、月に一度のトリミングの際に、爪が伸びすぎていないかのチェックや、必要に応じて爪切りをしてもらっています。
犬猫の爪切りについてのまとめ
- 犬の爪は神経や血管を包んだ筒状になっており、放っておくと伸び続けます。
狼爪が巻き爪になり肉球に刺さったり折れたりすることを防ぐため、また、歩行をしやすくするために爪切りが必要なのです。
- 猫の爪は一定の長さまでしか伸びません。
猫の爪は何層にもなっており、爪とぎなどにより一番外側の層が剥がれ、新しい層が出てきます。しかし、爪の長さは変わりません。
尖った爪で人を引っ掻いたり、折れたりすることを防ぐため、爪切りが必要なのです。
- 犬猫の爪切りには、ギロチンタイプやハサミタイプがあります。深爪や出血に気をつけて慎重に切りましょう。
自分で行うのが難しい方は、動物病院やトリミングサロンで切ってもらいましょう!
我が家のかかりつけ動物病院は、500円で爪切りをしてくれます。
動物病院で爪切りをしてもらう場合の相場は、おおよそこのくらいです。
安全面が気になる方は、獣医さんにお任せすると安心です‼︎